網代山通信

No.26: スズメバチ、イノシシ、サル 姫の沢エコプラント見学報告

投稿日: お知らせ, 報告

 □  スズメバチ、イノシシ、サル

   今年は低い所でスズメバチの巣を見つけました。2ケ所ありましたが、出来立てだったので、殺虫剤で殺しましたが、向かいの家は小さな隙間から入り、家の中に巣を作っていました。除去が1週間遅れると大きな巣になっていたと業者の方が言っていました。この時季は未だ小さな巣ですが、これが秋にはおおきくなり危険度も増すということです。「台風の多い年は巣を低いところに作る」と以前聞いたことがあります。羽音が聞こえてきたら、用心して注意しましょう。
   イノシシは夜行性と思っていたのですが、昼間見ました。 今月の3日、細い道を驚いたウリ坊が1匹行ったり来たりりしていましたが、このそばにはきっと母親が潜んでいたと思います。大きなイノシシも見たとの情報もあります。こちらも気をつけて歩きましょう。
   サルも2匹仲良く(?)歩いているのを見ました。うすづき山の方へ向かったと思いますが、大きな猿に見えました 。                                                (橋本昌子)

 

 

□  熱海市廃棄物最終処分場-姫の沢エコプラント見学(報告)

   平成27年6月25日(木) 午後2時から午後4時、熱海市環境センター「エコプラント姫の沢」で行われた衛生指導員研修に、橋本会長と植松、2名で参加しました。

   重さは東京タワー4,000t(トン)の6塔分! それが熱海市の年間ゴミの排出量、23,151tです。年間8億6,400万円! これが焼却処理、破砕選別処理費用です。人件費は別とのことですが、教えてもらえませんでした。なんと膨大な数字、金額なのでしょうか。 それらを減らすための研修会。 【環境衛生自治推進協会の一員として、環境衛生の向上に積極的に寄与する事により明るい、住みよい生活環境の向上を図る】・・というのが目的の研修会です。

   具体的には、

① ゴミ出しのマナー・ルールを勉強し、町内会の皆様並びに、町内会に入会せずゴミステーションを利用する人たちの環境衛生意識向上への啓発活動

② ゴミステーションの管理及び分別、排出マナーなどの指導・分別の徹底、

③ 指定袋使用の徹底、生ゴミの水切り実施、普及を図る・・・等です。

   ゴミ処理の有料化により、ゴミの減量化、排出量の軽減、排出量に応じた費用負担の公平性の確保、 収集、焼却量の軽減による地球温暖化防止(CO2削減)を目指してきました。 今回の研修で様々な事を知り、考えさせられました。 燃えるゴミは19,560t あり生ゴミなど水分を含んだゴミはその半分弱、約9,000tの水分を燃やしているとの事。生ゴミの80%は水分と言われています。野菜の切りくず等の水分を絞り切る事は困難ですし魚の内臓などもそうですが、地面に埋めれば良い堆肥になるのでコンポスト等を利用して排出量を減らすことができたらいいですよね。 環境センターで確認したところコンポストを購入した場合、その半分(限度額3,000円)・家庭用電動ゴミ処理機も購入費の半分(限度額30,000円)までの補助があるそうです。 熱海市環境センター生活環境室(☎82-1153)が窓口との事です。その他には、町内会の団体購入での害虫駆除散布機材購入補助制度、資源ごみ集団回収事業などの補助金・交付金制度があるようです。 また、熱海市指定の黄色いゴミ袋に入れ、捨てていた雑紙も資源になるそうです。割箸の包み紙、メモ紙、包み紙、カレンダー、トイレロールの芯、レシート、封筒等まとめてビニール袋に入れ、たまったら市役所内に設置してある雑紙回収ボックスにご持参願います。まだ、ルート回収にはなっていないそうですが、そうなるよう検討中との事でした。

   机上の研修勉強だけではなく、実際にエコプラント姫の沢 内部も見学しました。深さ約15mの大きな、燃えるごみ集積ピットには、熱海市内の、生ゴミ・レジ袋・落ち葉・選定枝・プラスチック類が入れられ、クレーンでゴミを上下撹拌しながら焼却炉に運び入れます。内部温度は850度~950度の高温で焼却し、ガスなどの発生を防ぐそうです。 ダイオキシンは600度位で発生するのですが、この焼却炉ではビニール等は生ゴミを燃やす燃料として使用しているとの事です。 他の自治体などは燃えるゴミとビニール類を分別回収しているそうですが、それは焼却炉の温度がそれほど高くないためのようです。熱海市は前に述べたように焼却炉が高温で使用できるため分別の幅があるという事ですね。そして燃えるゴミの中では、他市町村に比べて、草木が多いようです。

   エコプラントの中はゴミの臭気がかなりしますが、外にでるとあまり臭いません。外周を歩き、また中に入った見学通路の途中に、大型ごみのストックスペースがありました。まだ使えそうな家具・ソファー・椅子・棚・ベッド・旅行鞄等が並んでいます。リサイクルできそうなのですが、担当職員に聞いたところ、安全性の問題があり貰い下げはできませんとの事です。 整備して市民に安く譲ってくれれば嬉しいと思いますが整備する職員が不足しているため、現在は壊して分別処分しているそうです。アルミ缶・スチール缶はそれぞれに分類、プレスして1立方メートルほどのブロックにして業者に販売しているそうです。アルミ缶は収益が良くて、50円/1kgで売れるそうです。職員から、熱海市の財政を助ける為に皆さんも缶ビールをがんがん呑んでください! などと説明がありました。

   2時間の研修でしたが、中身のある充実した講義と施設見学でした。ひとりひとりが自分の家をきれいにするように、自分たちの住む場所をきれいにし、自分たちの市もきれいにしていく。 その為にはゴミ処理をきちんとしなくてはいけないとあらためて認識しました。 今回の研修を役立て、市の環境衛生及び清掃行政などの施策に協力し、より住みよい生活環境にする手伝いが出来ればと考えています。                             (植松 輝之)

 

* 7/19(日)は草刈大会・総会が開催されます。皆様のご参加をお願いします(網代山通信No.25をご参照下さい)
* 網代山町内会へのご意見、ご要望は以下アドレス宛、メールをお願い致します。 
 ajiroyamachounaikai@ajioroyama.org                               以上

No.136令和6年5月度 活動報告

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