網代山通信

No.38: 平成27年度地震防災講演会及び津波避難訓練の報告

投稿日: 報告, 防災

□ 平成27年度地震防災講演会及び津波避難訓練の報告

  平成28年2月26日(金)14:00~MOA美術館能楽堂にて熱海市主催による地震防災講演会が開催され、橋本、内藤が出席しました。(約350~400名参加) 講師の方は南三陸町社会福祉協議会事務局長の猪又隆弘氏で平成23年3月11日午後2時46分老人クラブのイベント中に東日本大震災に遭遇、会場に残っていた327人を引きとめ、全員の命を救った・・という方です。2年前に名取市の閖上地区を自主防災連合会で訪れた時も、学校の校長、幼稚園の園長たちの判断で、多くの命を救った話を聞いています。リーダーの判断力で人命が左右されてしまうことは現実なんだ・・ということをつくづく思いました。特に幼稚園では、日頃から避難訓練で、いろいろなシミュレーションを設定し熱心に行われていました。避難訓練は大事ですよ!  なるべく参加をお願いします。

  網代山は、津波の心配はないけれど、土砂災害で孤立する恐れがあります。各自防災用品の用意はしっかりお願いします。\100ショップの物で十分だそうです。また、ハザードマップは、うのみにしないこと。おおまかな表示なので、参考にして、自分なりのハザードマップを描き、シミュレーションをしておくことが大事だと言われています。また災害の想定データー(津波の事を言っていたが・・)の3倍を、予測しておく方が良いとも言っていました。

  実際、東南海地震が起きたら、網代港周辺は大津波に見舞われ被害も大きく成ると思われ、網代山の救助活動は後回しになると思いますので、最低3日間は自分で自分の命を守れ!と言われています。(これは名取市の防災担当の方も、口が酸っぱくなるほど、言っていました。) 特に水分の補給は一番大事で、食糧は3日食べなくても我慢できるそうですが、水の補給に関しては確保するように力説されていました。あと要援護者の救助は課題だそうです。(どこの自治体でも同じみたいです。) 他にボランティアの概念、被災者が支援に回る等色々復興途上のお話を聞けました。

 

□ 熱海市津波避難訓練

  平成28年3月6日(日)に熱海市津波避難訓練が各自主防災会で実施されました。10時に防災無線で災害発生の放送があり、サイレンは鳴らなかったけど、網代山でも避難場所に12名と犬1匹に集合して頂きました。防災意識の高い地区と、そうでない地区では驚くはど生存率に差が出ています。まずに参加する事が大事です。普段やっていない事はいざという時、行動できないと思います。避難訓練は日時が前もって決まっていますが、災書はいつ何時起きるか分かりませんので、なるべく参加をお願いします。

  今年は参加者に非常食の五目御飯を配布しました。来年はなにか考えておきます。次回はもっと参加者が増えることを期待しています。参加された方ありがとうございました。

自主防災会長 内藤和昭

 

町内会へのご意見、ご要望等がありましたら、以下のアドレスまでご連絡をお願い致します。ajiroyamachounaikai@ajiroyama.org

No.136令和6年5月度 活動報告

□ 活動報告                    会長 橋本 昌子 □ ...

No.135令和6年4月度 活動報告

□ 活動報告                    会長 橋本 昌子 ...

No.134令和6年3月度 活動報告

□ 活動報告                    会長 橋本 昌子 ...

No.133令和6年2月度 活動報告

□ 「地震防災講演会」参加報告           会長 橋本 昌子 ...

No.132令和6年1月度 活動報告

□ 報告                         会長 橋本 昌子 ...

→もっと見る