網代山通信

No.49: 熱海市全域津波避難訓練のご案内と視察研修会報告

投稿日: お知らせ, 報告, 防災

□ 平成28年度熱海市津波避難訓練の実施について

日時  平成29年3月12日 (日) 午前10時~   
場所  各家庭~各避難場所

  10:01に防災無線による避難誘導放送がながれます。(3カ国対応の多言語放送) 
  
サイレンは鳴りませんが、緊急速報メールが配信されますので、どちらかを確認したら家の施錠後近くの避難場所に集合願います。

避難場所

1 【網代ウイラ】前の十字路
2 【伊豆温泉タンク】横のゴミステーション
3 【壱番館】前のY字路
4 【ベルビュー南熱海】向かいのT字路
5 【こおうん荘】先のゴミステーション
6 網代山町内会防災マップ記載の避難場所 

  避難場所に到着されましたら、家から何分掛かった等、問題点、ご意見を伺いたいと思いますので、ご協力お願いします。あと災害伝言ダイヤル《171》の体験後、解散になります。 

  災害は忘れた頃にやって来るとよく言われますが、何時、何処で災害に遭うかわかりません!日頃から防災意識を持って防災訓練に参加しましょう。

  他人事だと思っている人は、悲惨な結果になりますヨ。

 

(ご参考)  熱海市は新たに「指定津波避難ビル」を決定しました。外出中に津波警報が発せられた場合、近くの「指定津波避難ビル」へいち早く避難するようにしてください。

「指定津波避難ビル」 

マックスバリュ東海熱海店、ホテルニューさがみや、リゾ‐ピア熱海、熱海シーサイド・スパ&リゾート、ホテルサンミ倶楽部、ウオミサキホテル、秀花園湯の花膳、熱海後楽園ホテル、シーサイドいずたが、ニューとみよし、熱海所記念病院、ロイヤルリゾート南熱海、やすらぎの宿みのや新館、LEBN熱海THE MASTER

 

                               自主防災会長  内藤 和昭

 

□  視察研修の報告

  『平成28年度熱海市自主防災会連合会視察研修』に2月24日に、内藤、橋本で参加しました。自主防災会45人、危機管理課4人、都市整備課、観光建設課(避難路の整備担当部署)より2人の計51人、バス2台で、視察の地・浜松市沿岸域防潮堤整備の現場を見てきました。

  浜松は遠州灘に面しており、今まででは地震津波対策としてレベル1(震度8.0~8.7、これは100年~150年に一度あるかないかの現象では、今ある防潮堤で十分対応する事が出来るが、東北地震以降・再考慮の上、レベル2(震度9.0これは1000年に一度あるかないかの現象)の地震で想定される大きな被害を少しでも減らす為に今回の工事を平成25年より始め平成32年完成を目指しているそうです。市民の住居より少し離れた海岸寄りにレベル1対応の防潮堤がありますが、それよりより海岸寄りに今回の防潮堤はありました。標高13mの盛土・延長17.5kmに及ぶ工事です。東北地震の津波による被害では、コンクリート製の防波堤も、土台ごと流されてしまいました。この浜松では、ダムを造る時に採用しているCSG方式の土台を採用しています。この土台は津波が来ても、その土台に付随している物は流されますがこの土台は残ります・・ときっぱり言い切っていました。《この土台が東北の方にも採用されていたら・・・と思わずにはいられませんでした。》本工事では重ねてこの土台に盛土を寄せその上に、松くい虫に勝った耐性のある黒松を市民、子供の支援で植樹をしています。

  熱海市とどうしても比較してしまいますが、熱海市は熱海市の地形を考えた災害対策を危機管理課・都市整備課・観光建設課と共に各町内会で検討、実施しています。網代山町内会では、津波ではなく土砂崩れが想定されますが、別荘として所有している人も多く、いかに国道135号線に出ることが出来るか、山より降りる道(車道は限られますが)の見い出しに努力しています。

  自然は計りしれない力を持っています。自然の力に人間の力は非力です。非常時は慌てずに動けるように、防災訓練を通してどう行動したら良いかを知る事が大切とおもいました。
                                  町内会長
 橋本昌子

 

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