網代山通信

No.17:熱海市総合防災訓練とAED設置についての検討

投稿日: お知らせ, 防災

□熱海市総合防災訓練

熱海市全体の防災訓練が9月14日(日)に実施され、当町内会から8名が参加しました。網代小学校(網代地区の避難所として指定されている)まで徒歩で向かいました。

会場では東日本大震災の経験に基く「防災ビデオ」が上映され、「率先して逃げる」、「自分の身は自分で守る」ことの大切さ等を再認識する機会となりました。また、消防関係の方々により、防災毛布を使った傷病者の搬送法を指導、実習がなされました。防災毛布一枚での引摺り搬送法、一枚の毛布の両側を内側に丸め込んでの簡易担架による搬送法等、実際に役立つと思われる方法を学習しました。

 

□AED設置についての検討

本年7月、町内会の会員の方から、AED設置について町内会としての取り組みについてご質問を戴いていました。
その後、役員会を中心に調査、検討をして参りましたので、現状を報告します。 網代山地区内に設置されているのは2台、いずれも宿泊施設内です。また、119番で救急車を呼んだ場合は、当町会にはほぼ5分程度で到着する、との消防署見解があります。

 

一方、町内会で購入する場合、以下の2点が問題となりました。
1) 設置のための経費:熱海市から補助金が期待できる購入にするか、メンテナンスが容易なレンタル方式とするか。
2) 設置、運用方法:必要時に5分以内に利用できる設置場所を確保できるか(緊急時使用を考慮すると施錠なしが望ましい、だが盗難防止をどうするか)。使用経験の無い場合、実際には機材が使用できないのではないか。

 

上記の論点については、直ぐには結論を出すことが困難であり、継続的に検討して行くことと致しました。 ただし、防災担当役員の勧めもあり、町内会員で希望される方々に、逐次、消防署管轄で開催されている救命講習(心肺蘇生術からAED使用方法まで)を計画的に受講して戴く事にしました。 直近では3月上旬の日曜日に講習会が予定されています。 当町会では早めに受講者を募り、申込む予定です。

 

□台風18号網代直撃

大型で強い台風18号が10月6日朝、網代山を直撃しました。朝6時過ぎ、熱海市内に土砂災害警戒情報が発表され、網代小学校に避難所が開設されました。 風雨ともに極めて激しくなりました。発生からの進路が10年前(2004年)に激甚災害をもたらした台風22号と酷似していることから、竜巻の発生等も心配させられました。しかしながら正午前には雨が上がり、14時過ぎには警戒情報も解除となり、夕方には台風一過の青空が拡がりました。

 

網代山下の国道135号線は新網代トンネルから宇佐美まで、200mm超の降雨量のため、一時通行止め、伊豆急・JR伊東線も一時不通となりました。 幸いにも、ここ網代山地区は、歩いて見た限りでは、道に折れた小枝等の落下、散乱はあるものの、被害は比較的軽微と言えそうです。

 

このところ、あちらこちらで大きな土砂災害が発生しています。 この台風では熱海市内に土砂災害警報が発表されました。特に警戒を要する土砂災害(特別)警戒区域に指定された区域が、当網代山にも存在します。 町内会の皆様に注意喚起していただくために、町内会発行の防災マップに、土砂災害警戒区域を明示した改訂版を作成、本年末までに配布する予定です。

 

網代山町内会

No.136令和6年5月度 活動報告

□ 活動報告                    会長 橋本 昌子 □ ...

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No.134令和6年3月度 活動報告

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